Details
| Date | Start Time | Tournament | Season |
|---|---|---|---|
| Sun, 14 Nov 2021 | 01:00 | 明石連盟A2021 |
Location
| 藤井寺球場 |
|---|
batting
| # | Player | AB | H | AVG | RBI | R | 1B | 2B | 3B | HR | SO | BB | HBP | OBP | OPS | SLG | SB | CS | SAC | SF | BA/RISP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 2 | .500 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .500 | 1.250 | .750 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
| 2 |
松﨑
C
|
3 | 1 | .333 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .500 | .833 | .333 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 3 |
岡村マルティネス優也
2B
|
4 | 1 | .250 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .250 | .500 | .250 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 4 |
鬼怒川Yoshi屋
1B
|
2 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .333 | .333 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 5 |
旬ペーター
3B
|
3 | 3 | 1.000 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 2.000 | 1.000 | 2 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 6 |
明石大輝
LF
|
2 | 1 | .500 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .667 | 1.167 | .500 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 7 |
炭谷アキラ
RF
|
3 | 1 | .333 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .333 | .667 | .333 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 8 |
えたに正気
SS
|
3 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 9 |
サンデー大幸
P
|
2 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
| 9 |
川畑YUI斗
P
|
1 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
pitching
fielding / fielder
fielding / catcher
| Player | INN | PB | SB | SBATT | CS | CSPCT | PIK | CI |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
松﨑
C
|
0.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 0 | 0 |
リーグ戦第10戦。2021年度最終戦。
まずは試合前、2ヶ月前から投げ込みを行い準備を行なってきた先発の小国大幸は、試合開始3時間前に起床しコンディションを整える。
普段より30分早い1時間前にグラウンド入りをし、ボールの調子と変化球の確認を行う。
打順は恒例のくじ引きで決めたが、案外まともな打線になり繋がりに期待した。
まずはブルペン、8種類ある変化球を順番に確認し、この日調子の良くなかったシンカーを捨て7種類の球種で試合に挑む。
立ち上がり、先頭を想定どおりの内野ゴロで打ち取る。
思っていた反応のとおり、相手の各打者は全くタイミングがあっていなかった。
おそらく相手は右の速球派川畑か、助っ人左腕山口の先発を予想していたことであろう。
そこにストレート最速90キロ、ましてやそのストレートをほぼ投げず更に遅い変化球を駆使する技巧派が来ただけに、対応に苦労していた。
四球などが絡み得点圏にランナーを許すも、持ち味の1つである50キロ台の遅いスライダーで相手を翻弄しサードゴロに打ち取って初回を0で切り抜けた。
打線は1回裏、1番細野、2番松崎が打ち取られツーアウトとなる。3番岡村マルティネスがヒットで出塁し、4番目絹川が死球で1.2塁のチャンス。
ここで打席にはチーム首位打者の西村。右中間にしぶとく落とすタイムリーで2塁ランナー岡村マルティネスが爆速を飛ばしホームイン。幸先よく先制する。続く6番明石は手首の負傷から右打席に入るも、しぶとく抜けるレフト前タイムリーで2点目を挙げる。
さらに続く7番炭谷。シーズン後半になるにつれ調子を爆上げしているこの男。走者一掃となる2点タイムリーで4-0とした。
2回表、先発小国大幸の打たせて取る投球が冴え渡る。
相手ベンチからは「絞っていけ!ストレート狙って行こう」の掛け声が飛び交うが、この時点で相手は騙されているのである。
2種類のスライダー、ツーシーム、ナックルを中心に6種類の球種を投げて分けていたのである。ストレートに至ってはこの試合を通じて1球も投げていない。絞るどころか予測するのでさえ難しいところである。
持ち味を最大限に発揮する投球で相手チームは見事術中にハマっていた。
ツーアウトとなり、相手打者がツーシームをひっかけファーストゴロに。ここで絹川がファンブルをするも、ピッチャー小国の的確なベースカバーによりフォローする。
絹川選手にはマンションの芝刈りをする前に、ゴロを取り自分でベースを踏む練習を積んでいただきたい。
3回表、今日唯一このイニングのみタイミングが合っていた相手4.5番に連打を浴び2失点。更に味方のエラーが重なり3点目を献上するも、同点に持っていかせない粘りこそが小国大幸の真骨頂であった。
西村、岡村の連続エラーからピンチを広げ、敬遠気味の四球で満塁とするも、6種類の変化球を駆使するマトを全く絞らせない投球でサードゴロに打ち取りピンチを切り抜ける。
岡村マルティネス選手は守備範囲が広大で内野の要であるだけに、手の届く打球は全て処理して欲しいところである。警察署内でのゴロ捕球を継続していただきたい。
西村選手に関しては普段特にやることがなく暇なだけに、毎日のスローイング練習と弾いた後に冷静に処理するメンタルトレーニングを実施いただきたい。
4回表、この日の小国選手はストレートを1球も投げていないので、肩の消耗やスタミナには余力があった。
テンポよく変化球を投げ込み相手の打ち気を逸らし続けた。
Aリーグで首位争いをする格上相手に4回自責点2と、上々のピッチングをし、試合を作った。
5回からは今シーズン最もイニングを多く投げた川畑投手がリリーフし3イニング無失点。課題の最終回のマウンドも危なげなく3人で片付け、4-3で勝利を収めた。