Toray Tokyo Soccer Team vs 商船三井

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Details

Date Start Time Tournament Season
Sat, 26 Feb 2022 10:00 三井リーグ 2021年度

Location

商戦三井 柿生グラウンド

Results

Team 1H 2H FT
Toray Tokyo Soccer Team 2 1 3
商船三井 1 0 1
サッカー部 各位 表題の件、下記の通り報告いたします。 ■日程 2/26(土) 10:00KO 三井リーグ第三節 vs 商船三井 @柿生グラウンド ■マッチレポート ○試合前 開幕から2連敗、初戦はマネージャーを3人そろえた東レチームも不甲斐ない結果から客足も遠のき、今節もメンズだけで試合に臨む。 早速集合直後、大西選手からフィールドユニを紛失したとの報告あり。 持ち帰り洗濯し、屋内に干したところまで記憶にあるものの、そこからの足取りがつかめないとのこと。 サーフィンを始めるべく今冬藤沢に独り居を構えた男の家に他に上がる者もなく、まさにミステリーと一同首をひねったところ、遅れて到着した松尾より当該ユニを前節持ち帰り洗濯して今回持参したとの報告があり一件落着。 皆言いたいことはあったが、暖かい春の日差しの下、ひとまず試合に向けてミーティングを開始した。 先週まで家庭内でのコロナ感染により床に伏していた芥川キャプテンより、病床の中で練り上げた新フォーメーションを発表。 中盤を逆三角形にした4-3-3という偶然にも森保ジャパン、フロンターレと同じモダンなフォーメーションであり、もちろん練習したこともない。 しかしながら、抜群の運動量を誇る東レのカンテこと宇賀、テクニックに秀でる爽やか松尾、不遜な笑みをたたえる松本と中盤に若く優秀な駒がそろっており、右ウイングに今や東レのエースとなった慶應サッカー部出身レフティー守永を置くことで攻撃に専念させられるなど、現有戦力の強みを最大限活かせるフォーメーションであり、一同期待に胸を膨らませ、試合に臨んだ。 ○前半フォーメーション ↑   ジェイ 角谷      守永   松尾  千葉     宇賀 永谷 宮森 河原 小林    GK西浦 東レボールにてキックオフ、早速モダンなサッカーを目指し、GKを交えて最終ラインでボールを回すもこれがおぼつかない。 初春のぬかるんだピッチに足を取られ、思うようなパス回しが出来ない東レに対し、このコロナ渦で人数ギリギリの商船三井も平均年齢は恐らく30歳程度とフレッシュかつ穴のないメンバー構成で前からプレッシャーをかけてきたため、縦パスを引っかけられショートカウンターを受ける苦しい立ち上がり。 そんな中前半10分、東レの右サイドを崩されると、最後はマイナスのクロスを丁寧に合わせられ失点。 絶対に与えてはいけない先制点を献上し、またか、と意気消沈するイレブン。 ただ、諦めるのは早い、まだ50分ある。闘将宮森より檄が飛ぶ。 得点後も一気呵成に攻め続ける商船三井に対して、ワイルドひげ系TSC小林が体を投げ出し、守護神西浦がセーブ、粘り強く守りつづけた中、一瞬の隙を見逃さずカウンターを発動。 角谷→守永と繋ぎ、最後はカットインから守永のシュート。これが見事ファーサイドを射貫き、前半20分に同点!1年目のエースがついに結果を出した。 その後もなかなか東レはボール保持ができない中、負担の大きい中盤で早くも千葉の足が止まる。もう限界~と敵にも聞こえる泣き言を言い出し、センターサークル付近に攻め残った千葉に対して、前半早くも交代カードを切ろうとしたところ、前半終了間際、クリアボールがその千葉に収まる。 攻めに出ていた商船三井の虚を突く形のカウンターとなり、ジェイスンを経由しゴール前に走り込んだ守永へ、最後は必死に走りきった千葉へGKを外したプレゼントパスが通り、流し込む。 基本的に大学の後輩へジャイアンな西浦に連れられて東レサッカー部に居着く赤い銀行で働く男の嬉しい東レ公式戦初ゴールとなった。前半2-1。 ○後半フォーメーション ↑  ジェイ(芥川) 堀田      守永   松尾  松本     宇賀 永谷 宮森 河原 行方    GK大西 まさかのリードした状態で後半を迎えた東レイレブンへの指示は、"絶対に守りきれないから追加点を取ろう"。チーム内の認識を統一し、満を持して堀田、松本、行方を投入し、攻撃の活性化を図る。 朝露が乾き、グラウンドのぬかるみも大きく改善されたからか、前半とは打って変わって中盤でパスが回る。 バランス良く中盤3枚が顔を出しDFラインからボールを引き出し散らす。中盤にプレッシャーがかかると永谷、河原からFW陣へ直接くさびを入れてひっくり返す。 足下の不安定さを見せていた宮森に対しても松尾、宇賀が最終ラインに近くまで下りてサポートすることで、円滑なパス回しを実現。 ついに新フォーメーション4-3-3を自分たちのものにした東レは相手を押し込み、堀田/守永の両ウイングで溜めを作り、ミドルシュートや行方のオーバーラップなど多彩な攻撃を展開していく中、後半15分に満を持してキャプテン芥川を最前線に投入、仕上げにかかる。 ボールを動かされ続け足の止まった商船三井の最終ラインの裏へ宇賀からロングボール、一時は敵に処理されたかと思われたがまさかの後逸、そこをかっさらった芥川がGKとの1対1を冷静に制し、追加点。 その後、商船三井の最後の反撃に対しても名門一橋にて戸田和幸の薫陶を受けた男河原が跳ね返し、中盤がきっちり回収、ポゼッションを高めることで、チャンスを与えずゲームセット。後半1-0。 ついに念願の初勝利をつかんだ東レイレブン。この喜びがマネージャーさらにはOB、OGへ届くことを願いつつ、 次週3/5(土)に予定されるvs三井物産@海老名(9:00集合、10:00KO)での勝利に向けて、新たな準備を進める。 ■結果 前半 2-1(守永、千葉) 後半 1-0(芥川) Total 3-1 今期初勝利!! 以上、永谷記