Details
Date | Start Time | Tournament | Season |
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Sat, 30 Mar 2019 | 11:30 | 第91回センバツ高校野球大会 | 2018-2019 |
Location
阪神甲子園球場🏟 |
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batting
# | Player | AB | H | AVG | RBI | R | 1B | 2B | 3B | HR | SO | BB | HBP | OBP | OPS | SLG | SB | CS | SAC | SF | BA/RISP |
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1 |
すぐる
2B
|
0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
2 |
田中颯悟
RF
|
0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
3 |
小手川巧
CF
|
0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
4 |
中尾 拓士
1B
|
0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
5 |
飯塚和茂
3B
|
0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
6 | 0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
7 |
安藤 陽斗
LF
|
0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
8 |
武藤俊介
P
|
0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
9 |
小野修太郎
SS
|
0 | 0 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
pitching
Player | IP | BF | #P | #B | #S | H | R | ER | BB | K | HB | ERA | WHIP | LOB | BK | PIK | CS | SB | WP | BAA | HR |
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武藤俊介 | 0.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 0 |
fielding / fielder
fielding / catcher
Player | INN | PB | SB | SBATT | CS | CSPCT | PIK | CI |
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0.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 0 | 0 |
https://baseball.sports.smt.docomo.ne.jp/senbatsu2019/result/games/live_2019033062_01101.html#liveArea
この試合の明石商は主役・脇役の面々が活躍した試合となった。まず1対1の同点のまま迎えた2回表、明石商は5番に登った守備の人・岡田 光が勝ち越し本塁打。この本塁打で勢いに乗った明石商は2年生スラッガーの1番来田 涼斗がライトへ適時三塁打を放ち、2点を追加。さらに3番重宮 涼の適時打で5対1と点差を広げた。
さらに4回表には2回途中からマウンドに登った中森 俊介の本塁打や重宮の適時打で7対1と点差を広げる。
重宮はようやく甲子園で持ち味を発揮。181センチ82キロの大型三塁手だが、広角に強い打球を打てるのが強み。初戦は無安打に終わったが、的確にボールをコンタクトして、強い打球を打ち返すことができる。ポイントゲッターとなる重宮にあたりが出始めたのは大きいだろう。
ライト方向へ強い打球を打てたのは狭間監督の指導が大きい。狭間監督から腰の開きが早くなり、さらに右肩が上がり、乱れた打撃フォームを指摘された重宮は軸足でしっかりと体重をためて、ぎりぎりまで腰を開かず、ボールをぶつけるスイングに改良。その結果、ライト方向へ強い打球を打てるようになった。
ライトへ強い打球を打つ快感は高校に入って目覚めた。大久保中時代は引っ張り傾向にあったが、きめ細かい「メイショウ野球」に触れていくうちに右打ちに目覚める。ライト方向へ本塁打を放つまでに成長した。
また4番・安藤 碧に当たりが出たことも大きい。181センチ77キロと恵まれた体格を持ち、ヘッドスピードが速い鋭いスイングを見せる安藤だが、コンタクトした時の打球は非常に速い。7回表に三塁打が飛び出し、自慢の快速を披露。安藤はさらにライトからの返球も強く、肩の強さには自信を持っている。
湊クラブ(ヤングリーグ)時代は投手として活躍したが、狭間監督に打力の高さを評価され、外野手へ転向した。本人は「ミートを心がけすぎたところがあり、当てに行くスイングとなっていた。だからあの打席では思い切りスイングすることを心がけた結果、強い打球を打てたと思います」と振り返る。なかなかいないアスリート型外野手なだけに、打撃面の確実性を高めることを期待したい。
中森は1回戦に続き素晴らしいピッチングだった。ワインドアップから始動し、流れるような体重移動から繰り出すストレートは常時138キロ~143キロを計測し、内外角へ強いボールが投げられるのが強みで、ストレートも変化球も決め球になる精度の高さがある。120キロ台のスライダー、130キロ台のスプリット、カットといずれも低めに集めることができており、強打の大分打線をリズムよく打ち取っていった。
中森は「大分打線はローボールヒッターが多かったので、高めの真っすぐ を軸に低めに変化球を投げることを心がけた」と相手打者の傾向をつかんだピッチングも光り、5.2回を投げて7奪三振、無失点の快投。2試合を投げて、14.2回を投げてわずか1失点。抜群の安定感を示している。
ただ中森自身、今日の出来が最高ではなく、上半身、下半身の動きが連動すれば、さらに速いストレートを投げられると期待を決めているようだ。
その後、明石商は13安打13得点の猛攻。明石商は中森と中指の違和感で思うような投球ができず、途中降板した宮口 大輝以外にも面白い投手がいた。
8回途中から登板した左サイドの杉戸理斗は125キロ前後のストレートとスライダーを投げ分ける左腕。入学当初は左のオーバースローだったが、腰の横回転気味だったことを指摘され、2年秋に左サイドに転向。「ここまでうまくいっている」と手ごたえをつかんでいる
9回二死から181センチの本格派右腕・南瑛斗が登板。しかし2四死球を出し、最後の打者を遊飛に打ち取り、ベスト8進出を決めた。最速135キロを出し、120キロ前後のチェンジアップを投げ込み、素質の高さを示した南だが、実は中学3年生で、最速140キロを計測している。
高い期待をされた明石商の門をたたいたが、ただ入学直後、腰の疲労骨折で2か月間プレーできず、投げ方を忘れ、一時は120キロ台まで落ちた。しかしじっくりとフォームを固めていきながら、この春の練習試合で139キロを計測するまでとなった。この甲子園の経験をプラスに変えることができるか。
大差になったことで実現した投手リレーだが、改めて明石商の人材の豊富さを実感する試合となった。