FC大六Fontana vs 大泉JFC

１２月２７日（日） ＶＳ大泉ＪＦＣ さくらグラウンド ８人制 フルコート １５分ハーフ ※試合後にトレーニングマッチ ＶＳ大泉ＪＦＣ １５分×２本 参加選手 ４年　金澤　佐藤（鼓）　中田　一柳　船津　矢加部　吉田 ３年　稲葉　田中　野瀬　野田　松本（青）　松本（朔）　溝口　村山　山口　 結果 第６節 ＶＳ大泉ＪＦＣ ２－１ ＦＷ　佐藤（鼓） ＭＦ　吉田　中田　矢加部 ＤＦ　金澤　一柳　田中 ＧＫ　船津 交代　吉田→野田　 １４分　失点：センターライン付近、真ん中からのＦＫ。前に居るＤＦを背負う味方ＦＷへ「（シュートを）打つから落として」と声をかけてグラウンダーのパス。ＦＷが丁寧に落としたボールをダイレクトで蹴り込む約３０ｍの狙って打ったスーパーロングシュート。 ２０分　佐藤（鼓）：相手パスミスが中田選手の前に真っ直ぐ転がる。転がっている間に佐藤（鼓）選手に声をかけ目を合わせてダイレクトで頭を超すスルーパス。佐藤（鼓）選手が抜け出しＧＫとの駆け引きの間に相手ＤＦ２人に挟まれるがしっかりと蹴り込む。 ２８分　佐藤（鼓）：自陣中央にて相手とのボールの奪い合い。転がったボールを田中選手が体勢を崩しながら前線の佐藤（鼓）選手に目線を送りパスコースを見ながらトーキック気味のアウトサイドでスルーパス。抜け出した佐藤（鼓）選手がＧＫとの１対１をドリブルの緩急で自分のリズムを保ちながらしっかりと蹴り込む。 となりました。 今節の相手である大泉ＪＦＣは西部リーグで首位のアミスタに勝利をしており優勝候補のチーム。 直近での練習試合でも２－４、０－２、０－２と１本も勝ててなく何とか食らいついていきたいと挑む試合でした。 陽が落ちてどんどん気温が下がる１７：２０からのキックオフ。 試合前に入念に体を動かして試合開始を待ちました。 試合前に伝えた事は「開始5分で失点しない。その為に相手より多く走る。」をキーワードに 守備の時は相手と自陣ゴールの間に戻る。チャレンジ＆カバーをする為に全員で戻る。攻める時は相手のマークを外す。パス＆ゴーでパスした後も走る。そうすれば自然と相手より多く走る。 を意識して挑んでもらいました。 〇良かった点 １試合をピッチに立つ選手、ベンチで声援を送る選手全員が集中力を持って戦い切れた。 ※ピッチに立つ選手は合間、合間の声掛けだけでは無く声を出しながら走り蹴り動き続けられていた。ベンチで見守る選手もプレー毎に声援や大きな声でリアクションが出せる集中力を持って見守れていた。 自陣にしっかり戻りマークに付けていた。 ※大泉ＪＦＣはボール保持者を中心に横と縦、後ろに選手間の距離をしっかり取り早めにボールを渡してトラップできる時間を作り、しっかりトラップして次に次のプレーを選択していた。 こうしたプレーができるのは事前の状況判断をしっかり行いチーム全体でスペースへ走りボールを繋げて運ぶ意識があったから しかしタテに早い展開を作ってこなかったのでフォンターナの選手がしっかりマークにつきタテを切っていたのでドリブルのチャレンジを選択させず 横へのパスを選択させ、その横へのパスをマークに帰陣して受け取る相手に距離感のあっているマークに付けていたのでしっかりパスカットできていた。 攻める時の選択肢として「縦」を意識できていた。 ※得点を決められた２本ともしっかり意思を持って縦の選択肢を選んだパスを出せていた。 また得点に繋がらなかったが何度もしっかりとした意思を持った縦へのパス、ドリブルが見れた。 ●上手にできなかった点 整理整頓がしっかりできなかった ※着ていたベンチコートやジャージがベンチの周りに脱ぎ散らかされていた 大泉ＪＦＣのベンチはきれいに整っていた。強いチームは「カッコいい」今回のフォンターナのベンチは「カッコ悪い＝弱いチーム」のベンチになってしまっていた。 試合中に紐を結び直す選手が多かった ※試合でシューズの紐を締め直しているとプレーに参加する人数が減ってしまい本当にやってはいけない事。 シューズを履く際に足先から紐を締めておらず結び目しかきつく締めていないから紐が緩んで解けてしまう。しっかり足先から紐を締めて紐が緩む隙間を無くそう。 トラップ、キック ※事前に周りの状況を確認していない時に焦りながらトラップ、キックを行いミスをしてしまいミスが焦りを生んで次のミスに繋がってしまっている。 事前に確認をしてプレーのイメージを持っている時はトラップ、キックの瞬間にボールをしっかり見ながら行え良いプレーに繋がっている。 「状況判断」「動き出し」をもっと持ってプレーする事、トラップできる時はしっかりボールコントロールを行い次のプレーに繋げる。 今回の対戦相手、大泉ＪＦＣは各選手それぞれがしっかり動け、しっかりトラップし、意思を持ったパスを出していました。 前にいるサイドの選手をファーストチョイスとしてパスを送り、サイドの選手は前を塞がれたら横や後ろの中央に送って逆サイドを狙う。 そうしたしっかりとしたプレーに引っ張られフォンターナの選手もマークを付いた後に選手同士の良い距離感の状況から攻めをスタートでき素早くタテを狙う良いサッカーが行えました。 今回、強敵の大泉ＪＦＣに勝利できたのも大泉ＪＦＣがパスを繋ぐ形を最後まで意識してくれていた為にパスミスやパスカットでボールを奪えたから もし大泉ＪＦＣの早い選手がサイドでドリブル突破を選択しフォンターナの選手を１人でも交わしてマークがズレた時にゴール前へのパスを送る選択をしてきたらピンチの回数は増えていたと思います。 実際に何度かそうした場面がありましたが相手のシュートミスに救われて失点をしないですんだ場面がありました。 ですが、逆にフォンターナも何度もあったシュートのチャンスをしっかり蹴り込む事ができずに得点を奪えていません。 そうした一進一退、得点、失点の機会が交互に繰り返される緊張感を持った試合ができた事は選手たちにとって大きな財産になったと思います。 また幸運にも緊張感を持って最後まで戦った試合に勝利できた事も貴重な経験になりました。 集中力を持って勝利を目指して全力で戦った試合は勝って大きく両手を挙げても負けて膝から崩れ落ちても選手たちに大きな財産になる事 選手たちはそうした試合、サッカーをする事ができる実力がある事を認識してもらい 今後は相手の実力に引っ張られてでは無く自分たちの力だけで良いサッカー、１試合を通じて緊張感のある試合を作れるように伝えていきたいです。 最後になりましたが 各学年代表様 連日の試合となりましたが皆様への連絡、取りまとめ、調整ありがとうございました。 父母の皆様 お休みの中、選手の送り迎えや応援ありがとうございました。 小本コーチ、野田コーチ 審判対応、選手へのアドバイスやサポート本当にありがとうございました。 皆様、本当にありがとうございました。 ２０２０年最後の試合で選手たちが今までで１番頑張る姿を見れて非常に満足しております。 今後の試合でも今回の試合よりももっと頑張る選手の姿を見れるように努めて参ります。 皆様、来年もよろしくお願いします。 ２０２０年１２月３０日　中田